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5.1 2000年時の挙動調査

2000年時の挙動について、以下の検証を行いました。
	2000年時の通話テスト
	2000年後のCDRログの書式検証

●2000年時の通話テスト
・設定条件
 システム構成
	cp scn gw が各1台づつの構成(gw は、tollbp trunk 両方の機能を行う)。
	全てのマシンの時間をあわせた。

・検証項目
 1.無通話状態のまま放置し、2000年を超えた時点でのフリーズ等、障害の有無を確認。
  (0時10分ごろまで放置して確認)
 2.2000年になる前から通話をして、2000年になった後に電話を切る。
 3.全てのマシンの時刻が2000年を超えた後に通話を行う。
 4.通話によって生じた CDRログの確認。

・検証結果
 1.障害は発生しない。
 2.通話可能。
 3.通話可能。
 4.scn に出るCDRログが今までの形式とは、以下の2点で異なる。
	・ファイル名
	 2000年1/1 に発生したCDRログのファイル名は、a00101.cdr と表わされる。
	・通話開始時間の「年」の書式
	 2000年1/1の場合は、01/01/100 となる。

 なお、GW(tollbp) のCDRログでの「年」の書式は、01/01/2000・12/31/1999 と表わされる。


●2000年後のCDRログの書式検証
・設定条件
 システム構成
	cp scn gw が各1台づつの構成(gw は、tollbp trunk 両方の機能を行う)。

 正常に稼動しているシステムの、scn gw のみ、date コマンドで下記検証項目に適するよう時間を
 設定し、通話を行う。この際、マシンのreboot は行わない。

・検証項目
 以下の時間帯に通話を行い、発生したCDRログを調べる。
	2000年から2001年にかけての時間帯
	2001年から2002年にかけての時間帯
	2009年から2010年にかけての時間帯

・検証結果
 ファイル名について
  scnでのCDRログのファイル名は、2000年になるとaで始まるが、
  2010年になるとbで始まるようになる。
   2000年12月31日のCDRログファイル名:a01231.cdr
   2001年 1月 1日のCDRログファイル名:a10101.cdr
   2001年12月31日のCDRログファイル名:a11231.cdr
   2002年 1月 1日のCDRログファイル名:a20101.cdr
   2009年12月31日のCDRログファイル名:a91231.cdr
   2010年 1月 1日のCDRログファイル名:b00101.cdr
  (tollbp の CDRログのファイル名は、ローテイト等で特別な処理をしない限り、cdr.log である。)

 書式について
  scnのCDRログの書式は、通話開始時間の「年」の書式が2000年時は100となるが、
  2001年では101、2010年では110、のように増加する。
   CONNECT,12/31/101 23:58:33,01234,818103*****,1,,(発信元電話番号),8000,03*****,8
   CONNECT,01/01/102 00:02:24,01234,818103*****,1,,(発信元電話番号),8000,03*****,6
   CONNECT,12/31/109 23:58:28,01234,818103*****,1,,(発信元電話番号),8000,03*****,4
   CONNECT,01/01/110 00:01:22,01234,818103*****,1,,(発信元電話番号),8000,03*****,7

  tollbp のCDRログでの「年」の書式は、以下のように、20** で表される。
   CONNECT,01/01/2001 00:01:28,01234,818103*****,1,,(発信元電話番号),8000,03*****,6,Voice
   CONNECT,01/01/2002 00:02:24,01234,818103*****,1,,(発信元電話番号),8000,03*****,6,Voice
   CONNECT,12/31/2009 23:58:28,01234,818103*****,1,,(発信元電話番号),8000,03*****,4,Voice
   CONNECT,01/01/2010 00:01:22,01234,818103*****,1,,(発信元電話番号),8000,03*****,7,Voice


  備考:Solaris(x86)2.5.1 の2000年パッチ
  ftp://sunsolve1.sun.com/pub/patches/2.5.1_x86_y2000.tar.Z
  ftp://sunsite.unc.edu/pub/sun-info/sun-patches/2.5.1_x86_y2000.tar.Z

5.2 LDAPデータのバックアップ

SCNサーバーでアカウント・通話パスのデータをバックアップするためには、
LDAPデータディレクトリをバックアップします。

・LDAPのデータディレクトリ
  /opt/CASsplapd/data/ldbmdir

・LDAPのデータ入れ替え操作
  各GWのプロセスを停止させた後、SCNにて以下のコマンドを入力します。

	# /etc/rc2.d/S94VSsnoderc stop
	# /etc/rc2.d/S93CAIslapd stop

	# cd /opt/CASsplapd/data
	# (必要ならばldbmdirをバックアップした上で) rm -rf ./ldbmdir
	# tar zxvf ./(ldbmdirのバックアップデータ)

	# /etc/rc2.d/S93CAIslapd start
	# /etc/rc2.d/S94VSsnoderc start

  この後、各GWのプロセスを復帰させます。

  以上で、入れ替え後のLDAPのデータでの、認証・通話パスが可能になります。

5.3 GW起動スクリプト

GW は、起動スクリプト(/etc/rc.2d/S94VSpstnrc)の中で、ドライバをロード・アンロードします。
(add_drv・rem_drv コマンドの使用)
この動作によって、以下のファイルが書き換わります。

	/etc/driver_aliases
	/etc/driver_classes
	/etc/minor_perm
	/etc/name_to_major

/etc/driver_aliases が壊れると、boot 時にpage fault を起こします。

ドライバのロードは最初に一度だけ行えばよいので、初回起動時にドライバをロードしたならば、
起動スクリプトを編集し、ドライバをアンロード・再ロードを行なわないようにします。



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