SCN,SCNmenu,SCNutility

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3.1 SCNmenuによるRoutesとAccountsの登録

RoutesとAccountsの登録・管理にはSCNmenuを使用します。
SCNmenuの機能を以下に記します。
Routes RoutePrefixごとの通話パス管理を行う。
RoutePrefixとその所属RouteGroup、発信先TrunkGroupの関係づけ
発信時の番号変換条件(digits to delets,add)、利用制限(restricted)を設定する。
これらは設定後、Manege Services Control Nodesにより有効にする。
Accounts UserAccountの管理を行う。
UserAccountとその所属AccountGroup・通話可能時間の設定(AirTime)を設定する。
これらは設定直後より有効になる。
Manage Services Control Nodes SCNのステータスを変更・確認する為のもの。
Routesの登録後に設定を有効にするためには、Suspendを実行した後にroute、そしてResumeを実行する。
  # SCNmenu実行後はセキュリティの為にも必ずlogoutで抜けることが望ましい。

3.2 route prefix 設定上の注意点

route prefix の各項目には、"0" のみを記述することは出来ませんので、
海外GWから、日本GWへの prefix を設計する際には、以下の注意が必要になります。

海外で +81-3-****-**** と入力された番号を、国内の 03-****-**** に変換するための
prefix として、以下の様には指定できません。
prefixdigits to stripdigits to addrestrictdest trunk group
81+810 8000
03 を指定することは出来るので、以下のような設定になります。
prefixdigits to stripdigits to addrestrictdest trunk group
813+81303 8000

3.3 アカウントの一時停止

任意のアカウントを、一時停止するためには、SCNMenuを使用して
Air Timeの文字列の最初に ! をつけます。
例)
	Account		 : 12345
	Account Gruop	 : test
	Air Time	 : -1 → !-1
	Comment		 : test

通話中のアカウントのAir Timeに対して ! をつけた時、通話が途絶えること
はありませんが、その次の通話からアカウントの一時停止が有効になります。

(但しこの場合に限って通話が終わったのと同時に、-1 だったAir Time が !0 
に変わってしまいます。)

Air Time が !-1 のアカウント情報をdumpすると、出力結果は以下のようになります。
	12345                  ,         -1, 0   ; test

Air Timeの ! をとった状態での出力結果は以下のようになります。
	12345                  ,         -1, 1   ; test

CDRログに関して、停止されているアカウントが通話を試みた場合、
「停止されています」のメッセージが流れ、CDRログに以下のような記録が残ります。
ACCT EXPIRED,12/02/98 09:10:17,12345,,19,,,-1,,0

3.4 アカウントの同時アクセス数制限/総通話時間制減

VCTool/TollBypass/Service Contorrol Nodeの中に[Call monitoring]という項目があります。
これをチェックすると以下の使用制限をかけることができます。

	・同一アカウントの同時アクセス数に制限をかける
	・任意のアカウントの総通話時間に制限をかける

●同一アカウントの同時アクセス数制限

VCTool/TollBypass/Service Contorrol Node/[Maximum call per account]
での指定で、1アカウントあたりの同時通話の数に制限をかけることが出来ます。
(例えばこの値を 1 に指定すると、異なる複数のユーザーが同時に1つのアカウントを用いて
  通話することが、全く出来なくなります。)

ただし、この制限は各TollBypassごとに適用されます。
つまり、GW-Nihon GW-Canada があり、それぞれに別の TollBypass が割り振られて
いたとしたら、GW-Nihon と GW-Canada は、別のユーザーが同時に1つのアカウント
を使用して通話することが可能になります。
(GWごとに異なる通話パスを設計したい時などには、それぞれに別の TollBypass
 を割り当てる必要が生じます。)


●任意のアカウントの総通話時間制限

任意のアカウントの総通話時間の設定はSCNmenu/Acounts 編集の[Air Time]の項目にて行います。
(なおこの際、VCTool/TollBypass/Service Contorrol Node/[Minimum time](注)も同時に設定する)
AirTime (sec)チェック有チェック無
1以上の数字設定した秒数だけの通話を許可-1と全く同じ
0!と全く同じ-1と全く同じ
行頭に!アカウントの使用を禁止アカウントの使用を禁止
-1時間制限無時間制限無
 1以上の数字を設定した場合、通話毎にアクセス時間がカウントされ、その分AirTimeが減少します。
 最終的に0になるとそのアカウントは使用禁止となります。

・CDR例その1/禁止
	ACCT EXPIRED,01/29/99 16:37:22,9876543210,,1,,,-1,,0  < !0 (禁止)
	ACCT EXPIRED,01/29/99 16:38:08,0123456789,,1,,,-1,,0  < 0  (タイムアウト)
  これらの2つはボイスメッセージも同じ

・CDR例その2/Time Over
	CONNECT,01/29/99 16:39:02,5678901234,8103177,1,,,8000,03177,79
	CONNECT (TIME EXPIRED),01/29/99 16:47:44,5678901234,8103177,1,,,8000,03177,16

	CONNECT (TIME EXPIRED),01/29/99 16:55:58,5678901234,8103177,1,,,8000,03177,36
				<時間切れになると通話中に突然切れた
	CONNECT (TIME EXPIRED),01/29/99 16:57:34,5678901234,8103177,1,,,8000,03177,4
				<ちょっとだけつながってすぐ切れた
	ACCT EXPIRED,01/29/99 16:57:56,5678901234,,1,,,-1,,0
				<使用禁止になった
  この時のボイスメッセージは2と同じ

(注)[Minimum time]:通話可能残り時間が指定秒数以下のユーザーを、通話不可にする設定。

3.5 SCN Utilitiesの概要

 SCN UtilityはSCNのデータ管理をフォローする為に用意されたコマンド群です。
 SCNの/opt/VSsnode/util/ディレクトリに以下のコマンドが配置されています。
コマンド内 容
scn-dump-accountあるアカウントグループのデータをLDAPから読み出しSTDOUTに出力する。(perl)
scn-load-accountあるアカウントグループのデータをSTDINから読み出しLDAPに書き込む。(perl)
scn-dump-routeあるルートグループのデータをLADPから読み出しSTDOUTに出力する。(perl)
scn-load-routeあるルートグループのデータをSTDINから読み出しLDAPに書き込む。(perl)
scn-read-routeルートグループデータを更新する。(perl)
scn-ldap-groupLDAPに登録されているアカウントグループとルートグループの一覧を表示する。(perl)
scn-read-vdbVDB infoからSCNのconfig.iniを作成する。(perl)
scn-statusSCN daemonのstatusを変更する。SCNmenuのステータスコントロール部に相当する。(C)
tpb-WWWVDB infoを読み出しSTDOUTに出力する。scn-read-vdbに使用されている。(C)

3.6 SCN UtilitiesによるRoutesとAccountsの登録

●アカウントの一括登録・変更
・アカウント登録
  scn-load-account を使用します。

	scn-load-account [-d] [-f config_file] -g account_group members.txt

	  -f:scnが使用している設定ファイル名 (/opt/VSsnode/config.ini)
	  -g:確認するアカウントグループ名

  出力されたmembers.txtのフォーマットは以下のような形式です。
> ; account group members
> ;
> ;                             time
> ; account code,               remaining,  enabled
>
> 10100                       ,         -1, 1   ; user01
> 10101                       ,         -1, 1   ; user02
> 10102                       ,         -1, 1   ; user03
> 10103                       ,         -1, 1   ; user04

  このファイルを修正・追加してscn-load-accountコマンドを使用する事により、
  アカウントを一括修正、登録することが出来ます。


●ルートプレフィックスの一括登録・変更
・ルートプレフィックスの登録
  SCN Utilitiesの scn-load-route を使用します。

	scn-load-route  [-d] [-f config_file] -g route_group

	  -d:更新前に対象データをクリアする場合は付ける
	  -f:scnが使用している設定ファイル名 (/opt/VSsnode/config.ini)
	  -g:更新するルートグループ名


・登録ルートプレフィックスの確認
  SCN Utilitiesの scn-dump-route を使用します。

	scn-dump-route [-f config_file] -g route_group >route.txt

	  -f:scnが使用している設定ファイル名 (/opt/VSsnode/config.ini)
	  -g:確認するルートグループ名

 出力されたroute.txtのフォーマットは以下のような形式です。

> ;
> ; routing group 9000
> ;
> version, 1
> ;                      digits       digits              dest
> ;                        to           to                trunk
> ;     prefix        ,   strip   ,    add    , restrict, group
> ;
> 999+                , 999       , 184       ,         , 8000   ; 東京
> 888+                , 888       , 184       ,         , 8001   ; 大阪
> 11+                 , 11        , 184       ,         , 8002   ; NY

  このファイルを修正・追加してscn-load-routeコマンドを使用する事により、
  ルートプレフィックスを一括修正、登録することが出来ます。


・登録ルートプレフィックスを有効にする
  ルートプレフィックスの場合、以上の工程だけでは変更を有効に出来ません。
  変更を有効にする為、SCN Utilitiesの scn-read-route を使用します。

	scn-read-route  [-f config_file] -n hostname
	  -f:scnが使用している設定ファイル名 (/opt/VSsnode/config.ini)
	  -n:対象となるホスト名 (scn)

  また、このコマンドを実行する前には、
	./scn-status scn suspend
  して、新たな通話が発生しないようにし(但し、これにより通話中の呼は切れない)
  scn-read-route コマンドが終了したら、
	./scn-status scn resume
  を実行し、scnを通常の状態に戻す必要があります。

  コマンドの実行例を以下に示します。

	% cd /opt/VSsnode/utils/
	% ./scn-status (scn のホスト名) suspend
	% ./scn-read-route -f ../config.ini -n (scn のホスト名)
	% ./scn-status (scn のホスト名) resume



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