ここではNOKIA社(本社フィンランド、携帯電話製造ではシェア世界No.1)のIP Telephony Systemを取り上げます。
本製品は元々カナダのVienna社によって製造・販売されていたのですが、98年10月にVienna社がNOKIA社に買収されるとともにNOKIA社に移りました。
NOKIA IP Telephony systemの現在のバージョンは以下の通りです。
今回はシステムのリモート管理を前提に考えsolaris 2.5.1版を評価しました。
| 対応OS | Version | Packages | 今回評価したPackage Version |
| Solaris 2.5.1 | 1.1 | VSserverrc | 2.7.0 build 367 (表記上は1.1) |
| VSsnode | 2.1.0 build 379 (〃) | ||
| VSconfigure | 2.1.0 build 379 (〃) | ||
| VSpstn | 2.6.0 build 367 (〃) | ||
| VStollbp | 2.8.0 build 367 (〃) | ||
| VSjpatch | 1.1.0367,Patch#1 | ||
| Windows NT4.0 | 2.0 | -------- | -------- |
NOKIA IP Telephony システムはCP、SCN、GWの3つの要素より構成されます。
これら各ノードはPC(AT-互換機)であり、それぞれに必要なシステムがインストールされます。
| ノード | 機 能 |
| Call Processing Server (CP) | 各ノード間の通信制御とシステムリソース管理を行う |
| Services Controll Node (SCN) | 課金および通話パスを管理する |
| IP Telephony Gateway (GW) | PSTN回線とIPネットワークのゲートウェイ システムソフトウェアの他にDSPカード等を追加する。 BRI、T1回線が利用可能。 |
システムの必要な情報・設定はCP、SCNにより管理されます。集中管理型といって良いでしょう。
システムの設定・管理の為にVCTool、SCNmenuというGUIのツールが用意されています。
各ノードの役割もきっちり分けられているので、システムの設定・変更は比較的楽なのではないかと思われます。

システム監視機能ですが、これはツールとしては用意されておりません。
但し、本システムが吐き出すシステムログは詳細に動作状況を報告するので、動作確認および障害時にはこれを利用します。
回線状況をリアルタイムで調べたい場合にはQ.931の知識が必要になるので少々骨が折れます。
各ノードのネットワーク間通信について、障害時には自動復旧機能が働きますが、
瞬間的なIP断線状態になったときには、多くの場合PSTN回線に影響が出るようなので、
運用の際にはこの点、注意を要すると思われます。
cf.
ノキア社(フィンランド)
http://www.nokia.com/main.html
ノキア社(日本)
http://www.nokia.co.jp/
IP Telephony System について
http://www.nokiaiptel.com/
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