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RSYNC とは? ------------ rsync は、多くの機能を持った rcp に取って代わるものです。 rsync は遠隔にあるファイルと同期を取るために、"rsync アルゴリズム" と呼ばれる 最速の方法を使っています。はじめから両方のファイルがリンクの最後まで一致する ことを必要とせず、リンクを横断して、ファイルの相違部分だけを転送します。 ざっと 見ただけでは不可能に見えますが、2つのファイル間の違いを計算するために、両方の ファイルへのローカルアクセスを必要とします。 rsync アルゴリズムについて記述した技術報告書がこのパッケージにあります。 使用方法 -------- 基本的な使い方は rcp に似ていますが、rsync には多くのオプションがあります。 以下に rsync 使用方法を簡単に説明します: Usage: rsync [OPTION]... SRC [SRC]... [USER@]HOST:DEST or rsync [OPTION]... [USER@]HOST:SRC DEST or rsync [OPTION]... SRC [SRC]... DEST or rsync [OPTION]... [USER@]HOST::SRC [DEST] or rsync [OPTION]... SRC [SRC]... [USER@]HOST::DEST or rsync [OPTION]... rsync://[USER@]HOST[:PORT]/SRC [DEST] 単一のコロンのリモート HOST にある SRC はリモートシェルによって処理されます。 サーバ・リモート HOST にある SRC は同じトップレベルを持っている限り、 シェルのワイルドカードやスペースによって区切られた様々なソースを含んで いるかもしれません。 オプション オプションの詳細について -v, --verbose 転送情報を詳しく表示 -q, --quiet 転送情報を表示しない -c, --checksum 常にチェックサムを行う -a, --archive アーカイブモード(-rlptgoD オプションと同義) -r, --recursive ディレクトリで再帰的に実行する -R, --relative 相対パス名を使う -b, --backup バックアップを作成する (デフォルトで ~ が付く) --suffix=SUFFIX バックアップのサフィックスを変更 -u, --update アップデートのみ許可 (上書き禁止) -l, --links ソフトリンクを維持する -L, --copy-links ファイルのようにソフトリンクを扱う --copy-unsafe-links 送信側ツリー外のリンクをコピー --safe-links 受信側ツリー外のリンクを無視 -H, --hard-links ハードリンクを維持する -p, --perms パーミッションを維持する -o, --owner オーナーを維持する (root のみ) -g, --group グループを維持する -D, --devices デバイスを維持する (root のみ) -t, --times タイムスタンプを維持する -S, --sparse 密度の低いファイルを効率的に扱う -n, --dry-run 実行時の動作だけを表示 -W, --whole-file rsync アルゴリズムを使わない -x, --one-file-system 再帰的に実行された時にファイルシステムの境界を横断しない -B, --block-size=SIZE rsync アルゴリズムのチェックサムブロックサイズの制御(default 700) -e, --rsh=COMMAND rsh の代替を指定 --rsync-path=PATH リモートのマシーンで rsync のコピーへのパスを指定 -C, --cvs-exclude システム間で転送したくない広範囲のファイルを除外(CVSの方法と同じ) --delete 送信側にないファイルを削除 --delete-excluded 受信側にある exclud ファイルも削除 --partial 転送途中のファイルを保存します --force ディレクトリが空でなくても削除 --numeric-ids ユーザとグループの id 番号を転送して、転送後にマッピング --timeout=TIME IO タイムアウトを設定(秒) -I, --ignore-times タイムスタンプとファイルサイズのチェックをしない --size-only タイムスタンプのチェックをしないで、ファイルサイズのチェックだけをする -T --temp-dir=DIR tmp ファイルのディレクトリを指定 --compare-dest=DIR 受信側のファイルと比較するための追加ディレクトリ -z, --compress 受信ファイルを圧縮compress file data --exclude=PATTERN パターン一致するファイルを除外 --exclude-from=FILE ファイルに記述されたパターンと一致するファイルを除外 --include=PATTERN パターン一致するファイルを除外しない --include-from=FILE ファイルに記述されたパターンと一致するファイルを除外しない --version rsync のバージョンを表示する --daemon rsync をデーモンとして走らせる --config=FILE 別の rsyncd.conf ファイルを指定 --port=PORT 別の rsync ポート番号を指定 --stats rsync アルゴリズムの転送効率を表示 --progress 転送中の情報を表示 --log-format=FORMAT ログフォーマットを指定 --password-file=FILE ファイルからパスワードを得る -h, --help このヘルプを表示する セットアップ ------------ rsync は rsh または ssh を使って通信します。インストールには setuid の必要は ないし、特別な権限も必要ありません。inetd のエントリーやデーモンも必要 ありません。ただ、rsh か ssh のシステムが作動しなければなりません。 セキュリティ機能の点から ssh の使用を推奨します。 rsync をインストールするには、まず "configure" スクリプトを実行して下さい。 あなたのシステムに合った Makefile と config.h を生成します。それから make を実行して下さい。 システムによっては gcc がいくつかシステム機能(64 ビットファイルのオフセット等)を サポートしないので、gcc を使わないように configure する必要があります。 この場合には configure を実行する前にオリジナルのコンパイラを環境変数 CC に 設定して下さい。 ローカルとリモートのシステムのサーチパスに rsync のコピーを置くか、 make install して下さい。それだけです! RSYNC サーバ ------------ rsync は anonymous か認証を行う "rsync サーバ" とも通信します。 rsync サーバのセットアップについては rsyncd.conf(5) の man ページを 見て下さい。rsync サーバへの接続方法については rsync(1) の man ページを 見て下さい。 メーリングリスト ---------------- rsync のためのメーリングリストがあり、だれでも参加することができます。 新しいバージョンのアナウンスも、このメーリングリストで行います。 メーリングリストに加入するには、本文に "subscribe rsync Your Name" を 書いた空サブジェトのメールを listproc@samba.org に送って下さい。 メーリングリストで使うアドレスは rsync@samba.org です。 BUG レポート ------------ もし Web サイトを見られる環境なら、http://rsync.samba.org/rsync/ をご覧下さい。 ここには rsync の開発者に使われているバグ・トラッキングシステムがあります。 バグ・レポートを検索したり、新しいバグの報告をすることができます。 Web サイトにアクセスできなければ、rsync-bugs@samba.org、または (人の興味を引くようなものなら)rsync@samba.org にメールでバグ・レポートを送って下さい。 CVS ツリー ---------- ソースコードのある場所から直接 rsync の最新版を入手したければ、anonymous cvs を 使うことができます。最新の cvs では以下のコマンドです: cvs -d :pserver:cvs@cvs.samba.org:/cvsroot login Password: cvs cvs -d :pserver:cvs@cvs.samba.org:/cvsroot co rsync 詳しくは cvs のドキュメントを見て下さい。 COPYRIGHT --------- rsync は Andrew Tridgell と Paul Mackerras によって書かれました。 Gnu Public License 下で利用できます。 tridge@samba.org paulus@cs.anu.edu.au ダウンロード ------------ rsync のメインのウェブサイトは http://rsync.samba.org/ です。 メインの ftp サイトは ftp://rsync.samba.org/pub/rsync/ です。 rsync を利用するなら rsync://rsync.samba.org/rsyncftp/ です。 インフォサイエンスでは以下のサイトを提供しています: 翻訳ドキュメント: http://www.infoscience.co.jp/technical/rsync/ ダウンロード: http://www.infoscience.co.jp/technical/rsync/download ftp://ftp.infoscience.co.jp/pub/rsync/ |
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