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rsync

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RSYNC とは?
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rsync は、多くの機能を持った rcp に取って代わるものです。

rsync は遠隔にあるファイルと同期を取るために、"rsync アルゴリズム" と呼ばれる
最速の方法を使っています。はじめから両方のファイルがリンクの最後まで一致する
ことを必要とせず、リンクを横断して、ファイルの相違部分だけを転送します。 ざっと
見ただけでは不可能に見えますが、2つのファイル間の違いを計算するために、両方の
ファイルへのローカルアクセスを必要とします。

rsync アルゴリズムについて記述した技術報告書がこのパッケージにあります。


使用方法
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基本的な使い方は rcp に似ていますが、rsync には多くのオプションがあります。

以下に rsync 使用方法を簡単に説明します:

Usage: rsync [OPTION]... SRC [SRC]... [USER@]HOST:DEST
  or   rsync [OPTION]... [USER@]HOST:SRC DEST
  or   rsync [OPTION]... SRC [SRC]... DEST
  or   rsync [OPTION]... [USER@]HOST::SRC [DEST]
  or   rsync [OPTION]... SRC [SRC]... [USER@]HOST::DEST
  or   rsync [OPTION]... rsync://[USER@]HOST[:PORT]/SRC [DEST]
単一のコロンのリモート HOST にある SRC はリモートシェルによって処理されます。
サーバ・リモート HOST にある SRC は同じトップレベルを持っている限り、
シェルのワイルドカードやスペースによって区切られた様々なソースを含んで
いるかもしれません。


オプション オプションの詳細について
 -v, --verbose               転送情報を詳しく表示
 -q, --quiet                 転送情報を表示しない
 -c, --checksum              常にチェックサムを行う
 -a, --archive               アーカイブモード(-rlptgoD オプションと同義)
 -r, --recursive             ディレクトリで再帰的に実行する
 -R, --relative              相対パス名を使う
 -b, --backup                バックアップを作成する (デフォルトで ~ が付く)
     --suffix=SUFFIX         バックアップのサフィックスを変更
 -u, --update                アップデートのみ許可 (上書き禁止)
 -l, --links                 ソフトリンクを維持する
 -L, --copy-links            ファイルのようにソフトリンクを扱う
     --copy-unsafe-links     送信側ツリー外のリンクをコピー
     --safe-links            受信側ツリー外のリンクを無視
 -H, --hard-links            ハードリンクを維持する
 -p, --perms                 パーミッションを維持する
 -o, --owner                 オーナーを維持する (root のみ)
 -g, --group                 グループを維持する
 -D, --devices               デバイスを維持する (root のみ)
 -t, --times                 タイムスタンプを維持する
 -S, --sparse                密度の低いファイルを効率的に扱う
 -n, --dry-run               実行時の動作だけを表示
 -W, --whole-file            rsync アルゴリズムを使わない
 -x, --one-file-system       再帰的に実行された時にファイルシステムの境界を横断しない
 -B, --block-size=SIZE       rsync アルゴリズムのチェックサムブロックサイズの制御(default 700)
 -e, --rsh=COMMAND           rsh の代替を指定
     --rsync-path=PATH       リモートのマシーンで rsync のコピーへのパスを指定
 -C, --cvs-exclude           システム間で転送したくない広範囲のファイルを除外(CVSの方法と同じ)
     --delete                送信側にないファイルを削除
     --delete-excluded       受信側にある exclud ファイルも削除
     --partial               転送途中のファイルを保存します
     --force                 ディレクトリが空でなくても削除
     --numeric-ids           ユーザとグループの id 番号を転送して、転送後にマッピング
     --timeout=TIME          IO タイムアウトを設定(秒)
 -I, --ignore-times          タイムスタンプとファイルサイズのチェックをしない
     --size-only             タイムスタンプのチェックをしないで、ファイルサイズのチェックだけをする
 -T  --temp-dir=DIR          tmp ファイルのディレクトリを指定
     --compare-dest=DIR      受信側のファイルと比較するための追加ディレクトリ
 -z, --compress              受信ファイルを圧縮compress file data
     --exclude=PATTERN       パターン一致するファイルを除外
     --exclude-from=FILE     ファイルに記述されたパターンと一致するファイルを除外
     --include=PATTERN       パターン一致するファイルを除外しない
     --include-from=FILE     ファイルに記述されたパターンと一致するファイルを除外しない
     --version               rsync のバージョンを表示する
     --daemon                rsync をデーモンとして走らせる
     --config=FILE           別の rsyncd.conf ファイルを指定
     --port=PORT             別の rsync ポート番号を指定
     --stats                 rsync アルゴリズムの転送効率を表示
     --progress              転送中の情報を表示
     --log-format=FORMAT     ログフォーマットを指定
     --password-file=FILE    ファイルからパスワードを得る
 -h, --help                  このヘルプを表示する



セットアップ
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rsync は rsh または ssh を使って通信します。インストールには setuid の必要は
ないし、特別な権限も必要ありません。inetd のエントリーやデーモンも必要
ありません。ただ、rsh か ssh のシステムが作動しなければなりません。
セキュリティ機能の点から ssh の使用を推奨します。

rsync をインストールするには、まず "configure" スクリプトを実行して下さい。
あなたのシステムに合った Makefile と config.h を生成します。それから
make を実行して下さい。

システムによっては gcc がいくつかシステム機能(64 ビットファイルのオフセット等)を
サポートしないので、gcc を使わないように configure する必要があります。
この場合には configure を実行する前にオリジナルのコンパイラを環境変数 CC に
設定して下さい。

ローカルとリモートのシステムのサーチパスに rsync のコピーを置くか、
make install して下さい。それだけです!


RSYNC サーバ
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rsync は anonymous か認証を行う "rsync サーバ" とも通信します。
rsync サーバのセットアップについては rsyncd.conf(5) の man ページを
見て下さい。rsync サーバへの接続方法については rsync(1) の man ページを
見て下さい。


メーリングリスト
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rsync のためのメーリングリストがあり、だれでも参加することができます。
新しいバージョンのアナウンスも、このメーリングリストで行います。

メーリングリストに加入するには、本文に "subscribe rsync Your Name" を
書いた空サブジェトのメールを listproc@samba.org に送って下さい。

メーリングリストで使うアドレスは rsync@samba.org です。


BUG レポート
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もし Web サイトを見られる環境なら、http://rsync.samba.org/rsync/ 
をご覧下さい。

ここには rsync の開発者に使われているバグ・トラッキングシステムがあります。
バグ・レポートを検索したり、新しいバグの報告をすることができます。

Web サイトにアクセスできなければ、rsync-bugs@samba.org、または
(人の興味を引くようなものなら)rsync@samba.org にメールでバグ・レポートを送って下さい。


CVS ツリー
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ソースコードのある場所から直接 rsync の最新版を入手したければ、anonymous cvs を
使うことができます。最新の cvs では以下のコマンドです:

	cvs -d :pserver:cvs@cvs.samba.org:/cvsroot login
	Password: cvs

	cvs -d :pserver:cvs@cvs.samba.org:/cvsroot co rsync

詳しくは cvs のドキュメントを見て下さい。


COPYRIGHT
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rsync は Andrew Tridgell と Paul Mackerras によって書かれました。
Gnu Public License 下で利用できます。

tridge@samba.org
paulus@cs.anu.edu.au


ダウンロード
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rsync のメインのウェブサイトは http://rsync.samba.org/ です。
メインの ftp サイトは ftp://rsync.samba.org/pub/rsync/ です。
rsync を利用するなら rsync://rsync.samba.org/rsyncftp/ です。

インフォサイエンスでは以下のサイトを提供しています:

翻訳ドキュメント:
http://www.infoscience.co.jp/technical/rsync/

ダウンロード:
http://www.infoscience.co.jp/technical/rsync/download
ftp://ftp.infoscience.co.jp/pub/rsync/




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rsync ホームページ