ログ管理
syslogとその周辺 入門編
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■syslog について

サーバ上のサービスやルータなどのネットワーク機器は、その処理状況によってさまざまなログをsyslogとして出力します。

syslogの特徴を簡単に述べると、次のようになります。
  • 20年ほどの歴史があるため、誰もが知っている
  • テキスト形式で行単位に出力される
  • ネットワークを介してログを転送できる
  • CやPerlなどにはログを生成するためのインタフェースがある
syslogはフォーマットが 図2 のように決まっているのも特徴の一つです。

  図2     syslog のフォーマット
<PRI>HEADER MESSAGE
--------------------------------------------------------
PRI     : facility(種類)、priority(注目度)を表す数値
HEADER  : 日付、ホスト名
MESSAGE : ログメッセージ

<PRI>の部分は主にログを振り分けるために用いられるので、ファイルに書き出されるときには通常は記述されません。FreeBSDのsyslogdでは、- vオプションを付けることで、このfacilityやpriorityの情報をログに書き出すことができます。実際にloggerを使って リスト1 のようにログを生成して試してみると、図3 のようになります。

  リスト1     loggerでログを生成する
% logger -p local0.debug -i -t test "test message"

  図3     facility、priority をログファイルに書き出す
[syslogd -v のとき]
Nov 11 13:33:56 <16.7> kei test[13079]: test message

[syslogd -v -v のとき]
Nov 11 13:34:30 <local0.debug> kei test[13080]: test message

<PRI>以外の部分についてはそのままログファイルに書き出されます。日付がないときには書き出す側で付けるようになっています。

その他のsyslogの詳細については[応用編]で詳しく紹介していきますので、興味がありましたらご覧ください。

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※このページの内容は 『FreeBSD PRESS No.14 (2003 JANUARY) 毎日コミュニケーションズ刊』 に掲載されたものです。